人気ブログランキング | 話題のタグを見る

備忘録

funnybones.exblog.jp
ブログトップ
2007年 10月 22日

デッドウッド S1#4

ワイルド・ビルは相変わらず酒とポーカーの日々。勝っても虚ろなまなざし、ため息、そして酒。そんな彼の顔に生気が戻るのは、セスと話す時だけか。セスは誠実で勤勉、正直。男気もある。「俺の昔のあだ名は『凧』だよ」と笑って別れた後、再びビルの顔は曇る。ビルを励ましてきたチャーリーもこれ以上できることはないと悟り、シャイアンへ出発することに。ビルは1人になった。
ギャレットが無惨な死体となって戻ってきた。額には深い切り傷、アルマは大きなショックを受ける。殺されたのではないか、と疑いコクラン医師に視てもらうが、コクランは「NYへ戻りなさい」と促すばかり。
すかさずアルは手下兼詐欺売買の一員だった宿屋の主人ファーナムを送り、「12000で買い戻しますけど、どうでしょう?」とアルマにもちかけさせる。あまりの速さにぴんときたアルマは、ワイルド・ビルに相談、セスに協力してもらって鉱脈を詳細に調査することになった。もちろんアルはかんかん、でも余りにも分かりやす過ぎるから疑われてもしょうがないじゃーん。アルマは馬鹿ではないのであーる。
ギャレット殺害の目撃者エルズワース登場。ダンを脅して帰る。ダンは娼婦トリクシーに身の振り方を相談するが、殺すのもダメ逃がすのもダメ。アルに知られないように、うまく立ち回らなくてはならない。
ライバル酒場ベラユニオンはにぎわっている、アルマは鉱区を売ってくれない、ワイルド・ビルは目障りだ、アルは頭から湯気をたてて沸騰中。「トリクシー!酒持って上がってこい!」こんな時は女としけこむに限る。たまには成り行きに任せてみたらどうですか、とファーナム。
ファーナムの適当な言葉は意外に本当だった。ベラユニオンではシリアスな問題発生、酒場の存続に関わるかも?そしてワイルド・ビルをこの世に繋ぐ糸が切れた。

ビルは死ぬためにデッドウッドに来たのか。常に遠くを見るような目だった。自分のしてきたことに絶望し、もう夢なんて持てない、何も考えたくない。チャーリーにも薄々分かっていただろうに、でもどうすることもできなかった。
セスは唯一の信頼できる友を失ってしまった。響き合う何かを感じていた相手をあっけなく失ってしまったショックが怒りに代わり、そして彼を今後正義へと突き動かしていくのだろうか。
雑貨店は完成間近、このタイミングでのビルの死の影響は大きい。
次回、にんまりほくそ笑むアルの顔を見ることになるんだろうな多分、ああ悔しい!

by atsumi-6FU | 2007-10-22 11:33 | FOX CRIME系


<< でかいから隠れても無駄です。      泳ぐ人。 >>