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備忘録

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2007年 06月 27日

彼等のつらい旅は続く。

Law&Order SVU S1#22 Slaves
アンドリュー・マッカーシー登場。穏やかだがやや病的にも見える実業家モロー。人を支配し、虐待し、思うがままに操ることに快感を覚える人間。その毒牙の犠牲になったのは、まず妻、そして不法滞在の少女。最初は優しく接し、徐々に痛めつけ恐怖を与える。そして決して逃げられないよう、巧みに『調教』を施す。妻は娘を守るために耐えていた、そこへルーマニアからNYに渡ってきた少女イリーナが現れる。これで自分は逃れられる、夫の虐待から逃れるには、自分の代わりがなくてはならない。だから必死に夫に協力し、イリーナを探しにきた叔母を殺してしまう。もしイリーナがいなくなったら、また自分が夫の餌食になる日が再開してしまうから。
この悪質な事件を捜査する一方で、SVUのメンバーたちは心理カウンセラーとの厳しい面接をこなさなくてはならない。彼女の質問は容赦なくメンバーの心の深い部分をえぐってくる。ボスはアルコールへの絶ちがたい欲望を吐露し、ステーブラーは自分の家族と犠牲者たちの間で苦しみ揺れる心情を語る。
モローが妻やイリーナを虐待・拷問していたことが明らかになり、巧妙に隠されていたイリーナも見つかった。しかし哀しいかな、イリーナは見つかってしまった自分が悪い、とおびえている。じっとして音をたてないようにしていた、ご主人様にそう言われたから。彼女が元通りになるには、どれくらい時間がかかるだろう。苦しみはまだ続くのだ。
メンバー全員の面接が終了し、カウンセラーは宣告した。即刻異動させなくてはならない人物が一人いることがわかった、と。事件と事件の間の、束の間の休息時間を笑って過ごしているメンバーの中から、誰が去らねばならないのか。

これでS1が終了。S2冒頭で面接結果の異動が明らかになります。後任がこれまたいい味出しているので、異動も仕方ないかと思うけど、ちょっと寂しい。
ダレる話が一つもなく、多少の差はあるにしても毎回高水準でした。なるべく早い時期のS2再開を希望します。

by atsumi-6FU | 2007-06-27 00:34 | Law&Order SVU


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