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備忘録

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2006年 11月 17日

ニコール・キッドマンの役選び

今月も映画鑑賞in映画館の収穫は極少なわけで。
この先の公開情報・新作情報を見ていて、えぇ?と思ったのがニコール・キッドマンの新作、「Fur」。写真家ダイアン・アーバスをキッドマンが演じる映画です。うーむ、何か違うような…。
私が実際に、アーバス本人を見たわけではないし、外見的な部分で合わないというのではありません。ダイアン・アーバスの作品を見ていると、このような写真を撮り、自ら命を絶った写真家の心性を、キッドマンが体現できたのだろうかと、どうしても疑問に思ってしまうのです。
彼女は大変器用で、クールな風貌の割には情熱的なんでしょうねきっと。「白いカラス」のフォーニアのような複雑な役柄も難なくこなして、こなす以上のものを見せてくれる。でも今回に限っては、私の頭には疑問符が浮かんで浮かんでしょうがない。
ダイアン・アーバスの写真世界が、ニコール・キッドマンの世界(と私が勝手に思い込んでいるのですが)と相容れないような気がするのよね…。
結果的に裏切られるといいのですが。時代的にはとても興味のある映画です。公開までに原作読まなくちゃ。

by atsumi-6FU | 2006-11-17 20:35 | movies


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